タロットカードとの出会いと戦車

とりあえず

せっかく始めたんだから、1つぐらいはそれっぽい記事を書かないとね!

タロットについて、熱く語ろうと思うよ。

興味ない? そんなこと言わないで、見てみてちょーだい!

 

タロットとの出会い

タロットを初めて手に取ったのは大学2年生の時。

恋愛も学業も、なーんかうまく回らなくて、

どういう選択をしたらよいのか分からず、

占いにすがってみた。

……っていう、ありがちな始まり。

その時手に取ったタロットが、「Tarot of White Cats」

 

実は私、刃物とか血がとてつもなくダメでして。

特に死を意味する系のカードは引いただけで鳥肌が立つし頭が真っ白になる。

故に、普通のウェイト版(一般に思い浮かべるタロットかな?)

のタロットではなく、

ぜ~んぶのカードが猫でデフォルメされた素晴らしいカード。

きっとこれならば、死神のカードや剣の10のカードも怖くない!!

実際に怖くなかった!!!

 

実際に占ってみたが無事死亡

そして実際に自分で占ってみたところ…………

…………いや、わかんねぇ……

りーでぃんぐ、とか言っちゃってるけど、全然カードとの繋がりとかわからないし、

読めたもんじゃないぜ……

そんな感じで2,3回占って、引き出しにしまわれてたタロットカード。

でも、なんとな~く気になるから、眺めてみたり、

本屋に赴いてタロットの本を探してみたりを過ごすこと2年……

大学卒業ぎりぎりの時に、なんでかよくわからないけどすっごく惹かれた本。

「タロットワークブック あなたの運命を変える12の方法」

 

即・購・入!!!

ただ、なんだかよくわからないけど、すっごく惹かれた、ってだけなので、

中身を見たとき、正直、理解に苦しむ内容がずらりと並んでいた……

とはいえ、オカルティックな世界観は好きだし、

これでタロットの腕が上達するならばやってみよう

と思い、ワークブックをせっこせっこと進めていった。

中でも「タロットカードとの対話」がすごく楽しくて毎日会話してた。

傍から見れば厨二病丸出しな方法なのだけれど、妄想は楽しくてなんぼよ。

・1枚のタロットカードを目の前におく。

・そのタロットカードの中に入っていくイメージをする。

・そして、そのタロットカードの中の人にいろんな質問をする。

・最後に仲良くなった証として、カードの中の人からプレゼントをもらう。

これをすべてのカードとやり取りをした。

とはいえ、占いを実際に行うことはなく日々は過ぎていき……

 

ワークブックの成果が出たのはさらに1年後

社会人になり、社員旅行があったので、タロットカードを持って行ってみた。

女性の社員の人もそれなりにいたので、食いつく食いつく。

当然飲みの席で「リラ猫~! 恋愛運占ってよ~!!」という流れになり、

恐々としながらも、実際に占ってみる…………

以前ならばチンプンカンプンだったタロットカードのリーディングが、

自然と頭の中に言葉が浮かんできた。

それをポツリポツリとつぶやくようにして、なんとな~く相手に伝えてみる。

……と、図星だったのか、すごく目の前の人が動揺していた。

こっちがビビる。

そんな占いの様子を見て面白がって占いを求めた人×4人。

全員、動揺するか、泣き出すか、お風呂に逃げて戻ってこなくなるかで、

ある意味修羅場だった。

 

気が付いたら「当たる占い」ができていた

ワークブックを行ったおかげで、タロットについて心で理解していたからね。

あとは第六感なるもので当てに行っているような気がする。

どちらにしても、私の会社の中では「占いが当たりすぎて怖い」と評判?になった。

恐れられても困るけれど、占いを行う身としては嬉しい評判。

その場で感じるカードの雰囲気を一つ一つ読み取って、

カードの意思なるものを伝えられているような気がする。

あとは、慣れだね!!!

場数こなしたら「きっとこのカードはこういうこと言いたいんだな」って、

すぐわかるようになってきたよ!!!

 

タロットーカード「戦車」

戦車のカード一つとっても、なかなか面白い話が聞けるのだ。

一般的に戦車のカードは「勝利」「前進」「自信」「支配」という意味があるけれど、

よ~~くカードを見てみると、戦車に乗っている人は悲しそうな顔をしている。

(Tarot of White Catsだと、耳が垂れている)

つまり、両手を挙げて喜ぶような勝利・前進ではないということが伺えるんだよね。

「我武者羅に進む」とか「大切なものに気づかない」とか、

そういう同じ「勝利」「前進」でも、マイナスの背景を感じ取れるようになる。

だから恋愛運で戦車のカードが出たら、大抵こう言ってる。

 

「貴方はとても積極的な人なんですね。

 けれど、大切なことを忘れていないかしら?

 貴方の意中の人は、本当は何を望んでいると思いますか?

 積極的になる前に、一呼吸おいて、

 大切な人のためになることを、考えてくださいね」