タロットカード:小アルカナ カップの5

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最新更新日時:2017/05/12

タロットカードの絵の解説

絵から感じるストーリー

黒いマントを羽織り俯いている男性

男性の足元には、倒れた杯がある。
杯の中身は地面へと溢れ、空っぽになってしまっている。
それを見つけたこの男性は、
失った物の大きさにショックを受け、悲しんでいるのだ。
「もう戻らない」
そんな絶望に苛まれているのだ。

倒れた3つの杯

この杯は誰が倒したのだろうか?
もちろん、この男性だ。
自分の宝物を、自分の過ちのせいで失ってしまったのだ。
だからこそ、絶望の淵に立たされているのだろう。
しかし彼の足元には、まだ2つの杯が残っている。
彼は、この2つの杯を見て、
「大切にしよう」
「まだ全てを失っていない」
と気付くべきなのだ。
けれど、彼は一向に残った杯を見ようとしていない。
これではいつまで経っても、前に進めない、悲しい人となってしまっているのだ。

杯の中身の正体

カップは愛情を司るということは、カップのエースで書いた。
ここで出てくる聖杯もまた、愛情の量を示している。
しかし彼は、彼の目の前で、その愛情を失った。
だからこそ、彼は深く悲しんでいるのだ。
実は彼は、この土地を治める人物。
民からもらった愛情こそが、
この聖杯の中に溜まっていた物なのだ。

彼は気づかなければならない。
まだ2つの愛情が残っていることを。
何よりも、目の前に大きな川が流れていることを。
聖杯ごときでは汲みきれないほど、
大きな川が、愛情が溢れていることを。
足元ばかりを見るのではなく、前をしっかりと見つめる必要があるのだ。

象徴

  • 川 = たくさんの愛情
  • 城や橋 = 男性の土地
  • 黒のマント = 閉ざした心

一般的な意味

正位置

  • 絶望
  • マイナス思考に陥る

逆位置

  • 小さな希望を見出す
  • 悲しみを堪えて前を向く

リーディングのコツ

猫のカードだと、真っ赤な液体が地面を濡らしているのだ。
だから、キリストの血……ワインかな?と思ってたんだけど、
ウェイト版だと、緑の液体も流れているから、違うと思った。
緑の液体ってなんだよ、スライムかよ……
ともかく、液体の中身は何でもいいのかなと思った。
それが「愛情」「大切なもの」であれば、何でもいいのだろう。
人間生きてれば、失うこともあるからね。
けど、失ったことばかりを見ていられない。
失ったのなら、また見つければ、得れば、作ればいい。
そんな当たり前のことを教えてくれるカードなのだと感じている。

ワンオラクルでこの出た日の様子

coming soon…