タロットカード:小アルカナ ワンドのペイジ

f:id:liyracat:20170422003936j:plain:w300

最新更新日時:2018/10/01


マントを纏い、ワンドを両手に持ち、天を見上げる青年。 彼はこれから、旅に出るのだ。

この砂漠の地に富をもたらすために。 王と王妃と、民を救うために。

一般的な意味

正位置

  • 新たな出発
  • 成功への第1歩を踏み出す

逆位置

  • 優柔不断
  • 物事の延期

タロットカードの絵の解説

絵から感じるストーリー

黄色地にサラマンダーが描かれている服

この青年は一体誰なのか?

服を見てもらえれば一発で分かる。 王子だ。 王のマントと同じ柄なのである。

騎士の服とも同じ柄ではあるが、 腕にふくらみがある服と言うのは、貴族の証なのだ。 宮廷の者でかつ貴族……王子しか浮かばないのだ。

王子はその若さを活かし、 ワンドと共に旅立つのだ。

何を探しているのか

国を救うためとはいえ、何を探しているのか?

まず1つは「水」だろう。 この地で必要なのは、何よりも「水」だ。 砂漠の国だ。水は金貨よりも価値のあるものとなっているだろう。

次点で、植物だ。 ワンド……つまり、木を大切にしている国であるのにも関わらず、 植物が1本たりとも見つからない。

だからこそ彼は、水と植物を求めて、繁栄させる知識を求めて、 旅に出るのだ。

象徴

  • 黄色地にサラマンダーが描かれている服 = ワンドの国の人物
  • 服の腕のふくらみ = 貴族
  • マント = 旅人

タロットカードと占星術の解説

照応

リーディングのコツ

コートカードと呼ばれるカードは、本当にリーディングが難しいと感じる。

ペイジ・ナイト・クイーン・キングというくくりなら、 まだなんとなく分かる。 けど、スートごとの違いって…………なんだ……?

特にペイジは分かりづらい。困った。

ただ最近は、ワンドは「情熱」、ペイジは「若さ」というキーワードがある。 だからこそ、情熱のままに突き進む青さがあると解釈している。 実現可能は別として、ね。

ただ、これが「王子」であるのならば、 多少無茶をする人であっても、 「何とか協力したい」と思うのが、人情と言うものだろう。

このカードが出現した相談