タロットカード:小アルカナ ワンドの7

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最新更新日時:2018/10/01


崖の上でワンドを持った男性が戦っている。 相手はおそらく6人いるのだろう。 そんな大人数を、たった1人で戦い抜いているのだ。

優勢か? 劣勢か? 彼にとってはそんなことは関係ないようだ。

たとえ崖っぷちに立たされたとしても、 彼は信念を貫くために戦うのだ。

一般的な意味

正位置

  • 優位に立つ
  • 信念を貫く

逆位置

  • 劣勢となる
  • 妥協する

タロットカードの絵の解説

絵から感じるストーリー

優勢か劣勢か

彼は優勢である。 そう考えるのであれば、着眼点は崖の「上」にいることに着眼をしているのだろう。

わざわざ崖の上から攻撃をする必要はない。 それなのに崖の下に回り込むことなく、上から戦っているのだ。 しかしそれ故に、彼は下にいる人々に対して、 攻撃を加えたい放題なのだ。

彼は劣勢である。 そう考えるのであれば、着眼点は崖の「淵」にいることに着眼をしているのだろう。

向こう側の景色が見えていない。 つまり彼は、一歩たりとも後ろに下がることは出来ていないのだ。 つまり、背水の陣である。

攻撃こそ加えられないものの、 彼はもう、逃げることはできないのだ。

何のために戦うのか

ワンドを持つものは、強いエネルギーと信念を持っている。 彼もまた、何かしらの信念を抱き、行動をしていたのだろう。

しかしながら、強いエネルギー・信念は反発を生むものだ。 別に、争うことが悪い事と頭ごなしには思わないが、 現実的に考えて、争うよりは、 相手を説得し、同意のものとに何かのことを起こすことが、 一番の近道だと思われる。

本当であれば、彼もその他の人物を説得するべきだった。 そうであるのにも関わらず、争うということは、 やはりまだ、未熟である証拠であるだろう。

未熟であることを自覚しながらも、 今現在できることをしようとする姿は、 「立派」という言葉以外に当てまるものがないように思う。

象徴

  • 崖 = プラスとマイナスの境目

タロットカードと占星術の解説

照応

リーディングのコツ

何で崖っぷちにいるのかを考えた事がなかった。 けれど、プラスとマイナスの両方と取れる事がわかったら、 このカードがより好きになった。

私の知ってる解説書には、 「崖の上から優位に戦っている」 と書かれていた。

それってただの卑怯者じゃん…… って思ってたんだよね。

それが逆に「背水の陣」と捉えると、 一気に好感度が上がった。

どちらにしてもね。 信念を通す姿って、カッコいいよね。

このカードが出現した相談

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