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タロットカード:大アルカナ 魔術師

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最新更新日時:2017/03/18

タロットカードの絵の解説

絵から感じるストーリー

自信に満ちた男性

男性の目の前には、
棒、杯、剣、金貨が置かれている。
そして右手を上げて、何かを行おうとしているのだ。
何かは言わずもがなだろう。
彼は誰にも成しえる事の出来ない「魔術」を使おうとしているのだ。

目の前にある4スート

目の前にタロット上に出てくる4スートが置かれている。
ちなみに、各スートは以下の属性を示している。

  • 火 = ワンド
  • 水 = カップ
  • 風 = ソード
  • 土 = ペンタクル

つまりここでいう魔術師というのは、
ドラクエでいう「まほうつかい」
FFでいう「黒魔導士
4種類の属性を自在に扱える人というわけだ。
この力は誰にも備わっているわけではない。
彼の頭の上にある、無限を示すマークが、
彼が無限の可能性を手に入れている、
神に近い存在であることを示しているのだ。

神に近い存在とは

もう一つ、神に近い存在を示している事柄がある。
それが、彼のポーズにある。
このポーズについては、いろんな説があるようだ。
福沢諭吉の「天の上に人を造らず、天の下に人を造らず」
を示しているという説と、
釈迦が生まれたときのポーズ&発した「天上天下唯我独尊」
を示しているという説があるようだ。
ちなみに私は、後者の説が有力ではないか、と考えている。
1900年頃に書かれた書物をタロットに取り入れるよりも、
2500年もの歴史のある言葉を取り入れた方が、
万人に伝わりそうだ、という単純な理由なんだけどね。

釈迦のいう「天上天下唯我独尊」

この言葉はこういう意味のようだ。

『自分という存在は誰にも変わることのできない人間として、生まれており、この命のまま尊い。』

引用元:
天上天下唯我独尊の意味を誤解していませんか?釈迦の5つの教え | セレンディピティ

そう考えると、この魔術師のポーズというのは、
「自分」という存在を自分でしっかり認めているのだ。
この「魔術」という能力に驕るわけではなく、
ただただ「自分」という存在を認め、
悟りを開いている人間であることを示しているのだと思う。

実はこの魔術は偽物

「魔術師」というタロットカードの歴史をたどっていくと、
「奇術師」という記述がされていた時期があるようだ。
奇術師というのはつまり、手品師。
確かに、魔術師は、「マジシャン」
手品師も「マジシャン」
ということは……
「奇術師」=「手品師」=「マジシャン」=「魔術師」
そういうわけで、
この魔術師は本当に魔法を使えるわけではないと思っている。
とはいえこのカード自体は
「不可能と思われることを可能にする」
「無から有を生む」
というカードであるから、
魔術師だろうが奇術師だろうが、どちらでもいいのだ。
大切なのは彼が持っている「自信」の一点だと
私は考えている。

象徴

  • 彼のポーズ = 天上天下唯我独尊
  • 各4スート = 4元素
  • 無限のマーク = 無限の可能性

一般的な意味

正位置

  • 無から有を生む
  • 柔軟な発想
  • 溢れるエネルギー

逆位置

  • あるものさえも上手く扱えない
  • 固定概念に囚われている
  • 枯渇したエネルギー

リーディングのコツ

このカードが出たときは、
「この人は何かを成し遂げようとしているのだろうな」
と思う。
人の感情を占う時に、このカードはあまり出てこない。
出てきたときには是非、事の成り行きを見守って、
無から生み出す有を見届けたいと強く思う。
それにしても、この「自信」ってどこからくるんだろうね?
悟れば出てくるものなのかな?
人間生きてれば、根拠のない自信で乗り越えなきゃならない時もあるだろうしね。
そういうときにも、このカードが出てくるのかもしれない。

ワンオラクルでこの出た日の様子

coming soon…