発達障害・知的障害の違いを定義から調べてみたら、世にある偏見が消える気がした


リラ猫のタロットハウスの初アプリがリリースされました!

「リラ猫のワンオラクル」を使って、日々の悩みを占おう!

Google Play で手に入れよう

発達障害」と「知的障害」の違いを、あなたは説明できますか?

ネットのスラングで「池沼」という言葉が出回ったり、広告に「大人のADHD」が出てきたためにいろんな簡易チェックシートが出て来たり……

言葉の認知度は高いものの、定義から理解している人は少ないのではないのでしょうか?

そのせいか、ネット上では心無い発言が多かったり、差別的な言葉として使用されていたり…… ネット上でさえこのような状態ですから、現実世界でいじめなどにも使われているかもしれませんね。 また自分で自分の事を「発達障害or知的障害なのではないか」と疑ってしまい、苦しまれている方もいるでしょう。

このような状況を少しでも変えるべく、「発達障害」「知的障害」の定義の説明をLIVE放送で行いました。

発達障害とは

文部科学省に記載されている内容を纏めました。

尚、「※」印がついている部分については、他の資料に記載されていた内容であるものの、その情報が正確であるか確信が持てない情報になります。

発達障害の種類と特徴

名称 発現年齢 特徴 知的障害併発
自閉症 ~3歳 ・他者との社会的関係の形成の困難さ
・言葉の発達の遅れ
・興味や関心が狭く特定のものにこだわる
高機能自閉症 - ・他者との社会的関係の形成の困難さ
・言葉の発達の遅れ
・興味や関心が狭く特定のものにこだわる
×
アスペルガー症候群 - ・他者との社会的関係の形成の困難さ
・興味や関心が狭く特定のものにこだわる
×
学習障害 小2~小6※ ・特定の能力(以下に列挙)の習得と使用に著しく困難を示す
聞く、話す、読む、書く、計算する、推論する
×
注意欠陥多動性障害 ~7歳 ・年齢or発達に不釣り合いな能力
注意力、衝動性、多動性
その他(吃音等) - 脳機能障害で、通常低年齢において発現するもの

発達障害の3種類の大きなグループ

発達障害は、大きく分けて以下の3つのグループに分かれています。

自閉症スぺクトラム障害(ASD)

自閉症スペクトラム障害という名称は、主に「自閉症」「高機能自閉症」「アスペルガー症候群」等の発達障害の総称になります。

また、「高機能自閉症」「アスペルガー症候群」は「広汎性発達障害(PDD)」と呼ばれるグループに属しています。

広汎性発達障害自閉症スペクトラム障害は、ほぼ同じものである。 ……という書かれ方をしている資料が多いんですが、そうなると「自閉症」は独立しているんだろうか?という疑問が出てきました。 とはいえ「自閉症スペクトラム障害」という名前から、恐らく自閉症も含まれているのではないでしょうか。 もしも間違っていたら教えてください。

スペクトラム」という言葉は「連続体」という意味です。 恐らく、自閉症の3つの特徴と関連する症状が、自閉症スペクトラム障害という括りに入っているのだと思われます。

自閉症の3つの特徴は以下の通りです。

  • 他者との社会的関係の形成の困難さ
  • 言葉の発達の遅れ
  • 興味や関心が狭く特定のものにこだわる

自閉症は3つの特徴に加えて知的障害を併発しています。 高機能自閉症は知的障害を併発していない状態です。 アスペルガー症候群は、知的障害を併発していない+言葉の発達の遅れがない状態です。

連続体と言われているわけですから、以下の順に重症度が増していく……と解釈しました。

アスペルガー症候群」→「高機能自閉症」→「自閉症

学習障害

名称が勘違いを産んでいる気がしますが、学習障害は知的障害を併発していません。

学習障害は「学習方法」に障害があります。 つまり、知能は正常なんですが、特定のインプット・アウトプット方法に制限があるということです。

具体的な学習方法は以下の通り

  • 聞く
  • 話す
  • 読む
  • 書く
  • 計算する
  • 推論する

例えば、「聞く」事に障害がある方は、座学にて先生の話を聞いて理解することは苦手ですが、本や文章ベースの勉強だったら吸収できる…… というようなイメージですね。

ある特定の能力が使う事が出来ないだけで、他の方法ならば吸収・使用が行えますので、知能に問題はない障害になります。

注意欠陥多動性障害(ADHD)

最近広告により知名度が上がったADHD

本来の発現年齢は7歳と低年齢なのですが、「怠け」とか「根性がない」などと判断されて、気づかれることなく大人になってしまった方が一定数いるようですね。 生きづらさを誰にも相談できないまま1人で苦しんでいる方を救うために、「大人のADHD」系の広告が出たのだと思いますが、そのせいで言葉だけが独り歩きしているような印象があります。

ネット上に公開されている「ADHDの簡易チェックシート」などを用いて「発達障害の疑いがあります」という結果が出るなど、医者に掛からずとも「私は発達障害なのかもしれない」と思われる方が増えているようです。

ADHDは、年齢or発達に不釣り合いな「注意力」「衝動性」「多動性」を持っており、かつ実生活に支障が生まれている方に診断されるようです。

注意力が劣っているのならば、ケアレスミスが多いなど。 衝動性が劣っているのならば、思ったことを深く考えずに言ってしまうなど。 多動性が劣っているのならば、椅子に座っている事が苦痛など。

上記のような症状があり、学業が行えない、仕事に支障が出ている場合には、ADHDと言われますね。

知的障害とは

知的障害は「精神遅滞」「知的発達障害」とも言われています。

知的障害は以下の3つの条件を満たした人を指します。

  • IQが70以下
  • 実生活に支障が出ている(支援を受けなければ社会文化的な生活が送れない)
  • 18歳以下で発現

IQテストが指す「知能」がどのようなものを指すのかが分かりづらいですね。

私の解釈ですと「能力があるけど扱えない」は発達障害学習障害に当てはまるのだと思います。 「能力がない」は知的障害に当てはまるのだと思います。 そのため「計算が出来ない」という状況1つとっても、本当に数字という概念を理解していないのか、実は「書く」という部分に障害があるだけで例えば言葉を発する事の出来る環境ならば計算が出来る……などの環境を変えれば出来るのかを、注意深く判断する必要があるのでしょうね。

ちなみに、IQは95%の人が70~130の間にいるようです。 IQの簡易テストなどがネット上に公開されていますが、あのテストはどの程度の信頼性があるのでしょうね。

発達障害と知的障害の共通事項

発達障害も知的障害も、中枢神経系に何らかの要因で機能不全があると推定されているようです。 しかし、研究途中であるため未だに「これ」と言える原因は分かっていないようです。

遺伝、環境などいろいろと説があげられているようですが、断定するにはまだ至らないようです。

ある研究では、発達障害者のセロトニンなどのホルモンが極端に低いという結果が出ているものもあるようです。(その状況が発達障害を産んでいるのか、発達障害が発現していることによりその状況が発生しているのか、切り分けが出来ていないのだと思われる)

発達障害も知的障害も、数値で診断出来ず、実生活に支障が出ているなど他人からの主観により判断するしかないため、間違った診断や誤解が生まれているのだと思います。 これからも研究が進んで、5年10年後には血液検査でそれらが診断できるようになると良いですね。

発達障害・知的障害という言葉が認知された結果

発達障害のグレーゾーン

「グレーゾーン」ってなんやねん。

と私は思うのですが、どうやらお医者さんでもこの言葉を使う方がいるようですね…… 如何せんこの分野は数値では判断できないので仕方がないですね。

発達障害の疑いがあるけど断定はできない」とお医者さんに言われてしまうと「なら誰が断定してくれるの?」と思うのですが、これもまた難しい問題ですね。

そんな診断基準さえも個人差がある発達障害だからこそ「グレーゾーン」という言葉が生まれたのだと思うのですが、それに苦しまれる方もいれば、利用される方もいるのが事実です。

実際に占いサービスでも、枕詞に「私、発達障害のグレーゾーンっぽいんですけど」とつけて「どうしてこういう結果なんですか?」「どうしてこういうサービスしてくれないんですか?」というような無理難題を言ってくる人に遭遇したことがあります。 「それ、発達障害じゃなくて、ただのワガママでしょ」 と思うのですが、ドストレートには言えないので…… お断りとその旨を丁寧に説明するのですが、キレられましたね。はい。 「私、発達障害のグレーゾーンらしいので、ごめんなさいね」と言いながら……

何が言いたいかと言いますと、ネット上の簡易チェックシートなどを用いて「発達障害の疑いあり」という文言を見ただけで「私は発達障害の疑いがあるんだ!」と思った結果、「多少変な事を言っても発達障害なんだから仕方ない」と開き直って行動される方が、発達障害に対するイメージを更に下げている事象が少なからず発生している、と言いたいんです。

簡易チェックすることはいいです。 しかし、断定するためにはお医者さんに行かれて欲しいですし、例え「グレーゾーン」と言われたからと言って、開き直らないでいただきたいのです。しかるべき対処をして欲しいと思うのです。 発達障害をワガママ言うための理由として、心無い発言をする事の免罪符として利用しないでいただきたいのです。

誰しもが発達障害の傾向を持っている

アスペルガー症候群ADHDの簡易チェックの内容を健常者に見せ当てはまるものを聞いてみると、ある程度チェックがつく方が多いようです。

なぜならば、誰しもが発達障害の傾向を持っているからです。 発達障害は0か100かではなく、もっと曖昧なもので、性質であると言えます。

「他者との社会的関係の形成の困難さ」は、元々の性格で1人の時間が好きという方もいます。

「興味や関心が狭く特定のものにこだわる」は、当然人は皆好きなことだけをやっていたいものです。

「年齢に不釣り合いな注意力・衝動性」は、寝不足ならば容易に発生します。(現代人は慢性的な睡眠不足に陥っている方が多いのだとか)

「年齢に不釣り合いな多動性」は、好奇心をくすぐられるものを目の前にしたら嫌でもワクワクします。

状況によっては、誰にでも発生しうる症状なのです。 そして、チェックシートでは「今現在の状況」を記入してしまいがちですので、誰しもが「発達障害の疑いがあります」という結果が出てしまう可能性があるのです。

発達障害の特徴というのは、強弱こそあるものの健常者にも傾向としては存在することを理解していただければと思います。

個性という考え方

先天性の症状というのは、病とは言われないようです。 そして一生の付き合いとなることを覚悟する必要があります。

病ではない、そして一生の付き合いとなる…… それは一種の「個性」と言えるのではないでしょうか。

人は誰しも「得意な事」「不得意な事」があります。 それは障害があるから発生しているのではなく、性格や個性として捉えられるはずのものです。

発達障害・知的障害も同じです。 得意と不得意の差が激しいから目立つだけで、本質的には性格や個性と同じものであると考える事が可能です。

実際に発達障害・知的障害を患っている方には、(薬物療法も行われているケースもあると思うが)認知療法などを用いて、生きやすい行動・考え方を見つけていく事が大切となっています。 得意な事を伸ばして、苦手な事は別のものでカバーする工夫することが大切です。

これらの事というのは、健常者にも必要なことです。 得意なことは伸ばして、苦手な事は別の物でカバーをする工夫が必要です。 苦手な物についてはいっその事切り捨ててしまう事も選択肢の一つに入ります。

そうやって、上手く自分自身と向き合って、付き合っていく道を探す事については、健常者も発達障害・知的障害の方も変わりはないのです。

グレーゾーンを言い訳にしている方たちに言いたい事

発達障害・知的障害を好き勝手する言い訳にしないでください

発達障害・知的障害の方たちは、健常者と異なる方面で努力をしているんです。 健常者よりももっともっと努力されているかもしれません。

それなのに「グレーゾーンだから」といって、他者に迷惑をかける事について対策や努力などを行わないのは、ただの怠惰です。 発達障害・知的障害の方に対する偏見を産み、差別を広げる迷惑な行為でしかないのです。

グレーゾーンならばグレーゾーンとして、それ相応の努力と工夫をなさってください。

進化の過程という考え方

人間の脳は1000年前と比べるとずいぶんと重くなっているようですね。

きっとその間に「異常」と呼ばれる存在も生まれたでしょう。

その「異常」とされていた人たちの遺伝子が、今もあるのか絶えたのかは分かりません。 しかし、親と子が全く同じ存在ではなく、どこかしら変化をして生まれている結果「進化」が起きているわけです。

その「進化」が良い物かは分かりません。 人間の知能だって、その能力故に兵器が生まれ、戦争が生まれ、地球を破壊していっています。

いっその事、知能が高い存在が絶滅した方が、地球の存続のためには良いのかもしれません。

そう考えた時、知的障害の方は、本当に「障害」なのか?と思うのです。

「一般的でない」というだけで「障害」という名前がついているだけなのです。 それが「良い事」なのか「悪い事」なのかは分かりません。

そういう風に考えると、健常者だとか障害者だとか、どっちが優れているとか劣っているとか考えることは、くだらないことなのかもしれませんね。

誰しもが自分らしく生きられる社会になることを願うばかりです。

リラ猫の今後の活動を考えている

占い以外にも活動範囲を拡大したい、と考えているわけですが、今回の放送を経てより強く思いましたね。

差別的発言は、特にネット上はとても多いです。 それにより少なからず傷ついている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そういった方の傷を少しでも癒せる存在になりたいですね。

知識を発信していく事もそうですが、発信するだけではなく、一応占い師として「人の悩みを聞く」という立場で過ごしてきているわけですから、そのスキルを活かしたいと思っています。

「傾聴サービス」ですが驚くほどの効果を発揮しています。 本当にただただ聞いているだけなのですが、それで大きく前向きになられる方がほとんどなのです。 世の中の悩みのほとんどは「傾聴」で解決できると強く思うほどに、その効果の凄さに驚いていますし、広めたいと思っています。

これらの事から、やはりチャットサービスを開設したいと強く感じています。 特に、未成年の方が気軽に相談できる場所を提供したいと考えています。 そのためには無料であることは必須条件かなとも思っています。 「リラ猫の時間があるときのみ対応」という条件になることは確実ですが、それでもないよりはあった方が、誰かの心を軽くすることが出来るのではないかと思っています。

「タロットハウス」から名前を変えよう、と思ったことにより、やりたいサービスが増えています。 占いの良い部分も活かしたいと思っており、タロットヒーリングなるものもやってみたいですね。 ヒーリングと名はついていますが実際には内観ツールとしてカードを利用するだけで、特殊能力を使うとか言うわけではないので安心してください。

「占い師ですよ」というと特殊能力がありそうですが、「研究者ですよ」というと一般人なイメージが強いですよね。 一般人ですが占いの良い効果を使いつつ、皆様がより良い生活を送れるよう様々な提案をしていきますので、変わらずよろしくお願い致します。