新卒ちゃんは先輩の首を刈り取らんばかりに迫っていかないと仕事はもらえないよ!探せ!!

私が占いを始めて何が一番良かったかというと、「自分で仕事を見つけられる」という自信がついたこと。

「職を探すことができる」ではなく「どういったことに需要があるか」「どんなことにお金が支払われるか」がわかったことがとても大きかったかな。

言葉にすると当たり前の気づきなんだけども、これを身を以て経験をしたことは私にとって宝物。

そんな私が今悩んでいることは「仕事探し」です。

新卒故に見つからない仕事

実は弊社の新卒ちゃんの仕事がなくなる問題が発生していたらしい。別チームだったから知らんかった。

ただ、弊社は少数精鋭タイプの会社…… ○○の仕事は△△さん。☓☓の仕事は□□さん。 と専門が決まってしまっているので、新しい人が入ってくると仕事を得るのは確かに難しい職場かもしれない。

しかもその人は「新卒」というのが自体をより難しくしている気がする……

私みたいに入社した初日から「あんたらのプログラム、ここバグってるけど?」「なんでこんな仕様なの?使いづらくない?」とケチをつけまくるような心臓に毛が生えてる人間になるには、やはり社会人経験が足りなさすぎる。

入社した時っていくらこんな時代だからといっても「この会社で一生働くぞ!」という気持ちで入社しません? 私はそうだった。

だからこそ、無難に、評価が下がらないように、確実に……と縮こまりながら動いてしまっているのではないかと予想しています。私はそうだった。

けれど既に専門が決まってしまっている会社では、先輩の首を刈り取らんばかりに「先輩、ここの手が回らない感じですかぁ?^^」とニコニコしながら迫っていかないと、立場を確立出来ないじゃないですか。

そういった戦略を持った動きを取るのって新卒には難しいよなぁ、と思うわけです。

「仕事」っていうのは案外そこらに転がってる

ちょいと話は変わりますが。

「店」って基本的にマージンで儲けているじゃないですか。

物を作ることが得意な「職人」がいて、物を運ぶことが得意な「運送業者」がいて、販売が得意な「店」がいて……

正直「職人」も直接お客さんを相手に物を売ることは出来ますよね。でもそれを他人にお任せしているわけですよ。 直接職人が売った方が高く売れるはずなのに、わざわざもらうお金を減らしてまで他人にお任せしているわけですよ。

理由は、当たり前だけど他人に任せた方が儲かるから。

10個/日の速度で物を作る能力があるとして、丸1日なら10個、半日物作り・半日販売なら5個。 本人が手売りで100%もらえて、他者に委託で60%もらえるとすると、物作りに専任して6、販売をすると5。 つまり、物作りに専念していた方が儲かるんですな。

マージンを渡してでも他者に委託する理由は、これ。

会社でも同じことが言えて、先輩社員がどんなに万能だったとしても、できる仕事の範囲が狭い新卒ちゃんに仕事を渡した方が、先輩社員は他のもっとよい仕事ができるようになる。

新卒ちゃんは先輩の仕事を見ていて「私もできそうだなぁ」と思ったならば「先輩、私がやりますよ!」と声をかけることでWin-Winの関係になれるわけです。

もっとグイグイ行っちゃって問題ないのだ。

なんなら掃除とかでもいい。 「この部屋散らかってますね。片付けちゃっていいですか?」って声をかければいい。 実際そうやって今の私の仕事は出来ている。私の場合、片付けてるのはバグとか社内の問題だけど。

もちろん先輩社員側も努力は必要だが、最終的には本人次第

もちろん、先輩は仕事を渡す努力が必要であることはわかってる。

普段接しているから、仕事の能力はわかってはいると思う。わかっている範囲で仕事を渡していると思う。

けど仕事を渡す立場になると「若干難易度が高い仕事を振って、無理させて落ち込ませても悪いな」とかいろいろ考えちゃうんですよ……

思い切って「やってみたいです!」と後輩や部下から言われると、メンタルコントロールという意味で安心して渡せるようになる。

……という仕事を振る側からの新卒ちゃんへの要望でした。

上でも言ったけども、仕事って勝手に振ってくるもんじゃないしさ。

営業が頭下げて一生懸命仕事を取ってきて、社長は仕事を完遂できないリスクと成功したリターンを天秤にかけてGoサイン出して、先輩たちが無茶な要望を噛み砕いて仕事を分解して……

と、いろんな人達が間に入ってようやく回ってくる仕事なわけです。

口開けて待ってりゃ勝手に入ってくると思うなよ!!とも思うわけです。

厳しいかな? でも当たり前のことなんだよ。

仕事がそこらに転がっているのは事実だし、それを自分で拾い上げるか他人から指示されるかの違いであって、「仕事がない」ってことはないはずなんだよ。

さぁ、品質管理チームの出番です

こういった問題に私が介入して上手くそのチームが回ってくれるようになると、長い目でみれば会社の成果物の品質も上がると思っているので、これもまた品質管理の仕事のうちですな。

明日は早速、打ち合わせです。まずはタスクで溢れかえってる先輩社員のヒアリングからスタートだぁ。