私もカルマくんもストレスがかなり多い状態で働いています。
なので………… リフレッシュのために登山に行ってきました!
本日は記事内容を手書きマインドマップにまとめました。
カラフルにインクを使うと楽しいね!
そんなマインドマップと共に登山レポです。
- 登山の目的
- 安全対策はしっかりと! 持ち物について
- いざ登山! 人気の少ないコース
- 大誤算! 設定コース間違えた!
- 人混みだらけの山は果たして山なんだろうか
- 家に到着後の話
- マインドマップ・本日の一文
登山の目的
もちろんきっかけは大人2人のリフレッシュのため、いつもと違うことを行いたいという目的がありました。
幸い近場に幼稚園児の遠足で使われるほどの初心者向きの山があるので、「森林浴兼ねて体を動かそう!」と私から提案したことがきっかけです。
とはいえ流石に2歳半の子どもを連れて行けるか……?と心配にはなったものの、既に私は2回ほど登っていることから無理ではなかろうと判断をして決行。
最悪私がおぶえばいいのよ!!
最近の子どもは、ジャングルジムなどはあるもののすべて人工的に作られた障害物の中でしか遊びません。
土を踏みしめて滑らない場所を見つける力とか、体重移動とかは、やはり足元が悪いことがほとんどである自然からしか学べないと思っています。
まぁ、2歳半に「体の使い方を覚えろ!」というのは酷な話ではありますが、如何せん体力が有り余ってるからね!!!
どうせ体力を使うのであれば、バランス感覚を養いつつ、動と静の制御を学んでほしいなぁ、なんて思いも抱きつつ山に向かいました。
安全対策はしっかりと! 持ち物について
持ち物は以下の通り。
正直一番最後以外は遠足程度の装備で大丈夫な山です。
一番入念に準備をしたのは、子ども用ハーネスですね。
私が一番心配していたことは、トキちゃんの転落事故です。
歩く・走るをマスターしているトキちゃんですが、足場の悪いところでは簡単にすべり落ちてしまうほどの身体能力しかありません。(この間も滑り台から身を乗り出して落ちた……)
我が家の教育方針は「怪我して学べ」なので、転んだ際の受け身、とっさに物を掴んで身を守る癖は身についていますが、足元が悪い環境での歩行は初めてですからね。
万が一転落しそうになっても助けられるように、もしも転落したままはぐれてしまっても居場所が分かるように、と子ども用ハーネスにいろんな対策を施しました。
子ども用ハーネスの持ち手が何とも弱々しい印象があったので、元々ついていた持ち手は外し、そこにカラビナを装着。
自分自身が身につけている大人用のベルトにも装着したカラビナとハーネスのカラビナにクライミングロープ(120cm)を通しました。
ハーネスの脇に、財布などの小物を紛失した際に位置情報がスマホで分かるチップ(Tile)をつけ、反対側には熊よけの鈴をぶら下げました。
本人は「チリン♪チリン♪」と楽しそうにはしゃいでいましたが、親としては「どうか、どうか、無事に登山を終えられますように……!」と祈る気持ちで装着していました。
登山中は、可能な限りクライミングロープ(短め)+トキちゃんの手を握りしめていましたが、やはり好奇心旺盛なトキちゃんは私の手を振り払ってぐんぐん登ろうとします。
まぁ、それはそれでいい……というより想定の範囲内だったので、120cmもあるクライミングロープにしてよかったなとしみじみ思いました。
親の手を握って登ることも一つですが、バランス感覚を鍛えるためには自分の力だけで登る必要がありますからね。
安全を守りつつ、子どもにも試練を与えられるいい装備となりました。
1度だけ、疲れて眠くなってきた頃に足を踏み外してクライミングロープを思い切り引っ張ることになりましたが、しっかりと安全対策が役に立ってくれました。
いざ登山! 人気の少ないコース
初心者コースと中級者コースは途中まで道が一緒です。
なので、まぁ、人通りが多い多い……
ツアーかなにかの団体客、子どもが突っ走って先へ行き大人が慌てて追いかけていく親子、カップルなどなど……
元気いっぱいなトキちゃんでぐんぐん登るとはいえ、所詮2歳半の足です。
大人の足には到底敵いません。
道の脇にずれて道を譲って…… を繰り返しながら、ゆっくりと山を登っていきました。
初心者コースと中級者コースの分かれ道を過ぎてからは、一気に人気がなくなり、たまに登山に慣れてる風の家族の団体が通ったり、山道ですごい勢いで軽快に走っているおじさんとすれ違う程度になりました。
どうも私たちが選んだコースは、程よい難易度のためか「登山」というよりは「運動」のために使われるコースのようです。
それもあってか、登山者のマナーはすごく良く、すれ違う人皆「おはようございます!」と挨拶してくれる人たちでした。
当然「山」という恐怖を分かっているからか、人と人とがぶつかるような心配は一切なく、大人についてきた子どもたちもしっかりと大人の言うことを聞いて登山をしていました。(中には赤ちゃんを背中におんぶしたまま登ってるお父さんの姿も……)
道もそれほど足場が悪いこともなく、かといって緩やかな道でもなく、息は切れるけれど歩みを進めやすい山道でした。
トキちゃんの初登山はかなり頑張った
目的の場所まで、2kmあります。流石に2歳半の子どもが山道で2kmは歩けないだろうと思っていました。
基本的には私とカルマくんの両方に手を繋がれた状態で登ってはいましたが、ところどころ手を振り払ってトキちゃんだけで登る場面もありました。元気だ……!
最初こそバランスが上手く取れずよろよろしていましたが、後半はしっかりと足を踏み込んで安定した状態で登っていました。
多少はバランス感覚を養うことができたかな?
親が登山者に挨拶をするので、トキちゃんも「あっ!」と声を発するように。(初対面なので挨拶までは出来ない模様)
親が後続の登山者がいないことを確認しながら登っていたので、トキちゃんも後ろを確認しながら登るように。
親の行動をしっかりと見ていて、それと同じことを真似するのだから、子どもの吸収能力には驚かされてばかりですね。
結局、トキちゃんが歩いた距離は約1.2km。
道の険しさを考えると、よくもここまで歩いたなぁ、と感心しました。
以降は私がトキちゃんをおんぶひもでおぶって登山続行です。
1.2km時点で、もう泣くわ騒ぐわで大変だったのですが、おんぶして数分でいびきを掻いて寝始めました。
うん。体力の限界が来たんだね。よくここまで頑張った。
で、残りは14kgの重りを背負っての登山です。……桁違いに過酷でした…………
登りきった先では、すれ違った家族の団体のお父さん(赤ちゃんをおんぶしてたお父さん)に会い、「あぁ、寝ちゃったのー! (おんぶひもまで)登山用にバッチリ用意してたんだねー!」なんて声をかけられました。
あったけぇ…… 人の心遣いがめっちゃあったけぇ……
大誤算! 設定コース間違えた!
はい。見出しの通りでございます。えぇ。
私達が登った山は、初心者コース・中級者コース・上級者コースの3つのコースがあります。
ただ、初心者コースと中級者コースの間をつなぐ、難易度が書かれていないコースがありまして……
私達は、間をつなぐコースを行ってしまったわけですな。
で、本当の目的は、初心者コースに行くつもりでした。
間をつなぐコースからそのまま初心者コースに入るつもりでした。
でもね。
体力の限界でね!!
結局私達は山を「登った」のではなく「周った」だけでした。あっはっはっはーー
とはいえね。「森林浴をしつつ体を動かす」という目的は達成していますし、問題はない!
幸い、初心者コースの入り口には、山頂まで続くロープウェイがありますからね。それに乗っていけば山頂は拝めるわけです。
なので、小休憩を取って、ロープウェイ乗り場に足を運びました。
人混みだらけの山は果たして山なんだろうか
ロープウェイ乗り場の入り口まで、人が行列を作っていました。
たぶん、3、4本はロープウェイを見送らないと乗れないのでは……?という人数です。
山頂ってさ。狭いじゃん。
狭いところに、こんだけの人が一気に居たら、景色は堪能できないし、何より危ないよね。
自撮り棒持ってキャッキャッしてるカップルもいれば、子どもが走り回ってる親子もいれば……
自分の身さえも守ることが出来なさそうな人たちのせいで転落なんてしたら…… こええええええ
何より、私もカルマくんも人混みが嫌いです。人混みが嫌いだから田舎に引っ越してきたのになんで山にこんなに人がいるんだよっ!!
そんなわけで。
初心者コースの入り口の売店でお昼を食べて、そのままバスに乗って帰りましたw
家に到着後の話
家に着いてからの話ですが、カルマくんがネットで調べたところ、山頂~山道が大変な行列になっていたそうです。
ひええええええ。
あの時、引き返していて本当によかった。
私も今調べたら、下りのロープウェイが2時間待ちになってたのだとか。
10分も乗っていない乗り物なのに!!
あの時粘っていたら、本当に帰れなくなっていたのだな……
私とカルマくんの人混み嫌いによって、危険に身をさらすことを避けられて本当によかったです。
とはいえ山頂には行けなかったわけですからね。
「またの機会にいこうね」とカルマくんと話をしていました。
「お花見の季節とか、綺麗で素敵だよ~」なんて言ったら「随分と先の話だね」との返事が。
運動自体、慣れている二人ではないので、カルマくんの感触はどうだったのか心配だったのですが、楽しかった・また来たいと思ってもらえたようです♪
そんなわけで、紅葉の季節に再度登山を試みようと思います!