再生可能エネルギー事業に力を入れているレノバの企業分析

企業分析を行うぞ! と思っても一体何をやったら良いのか全くわかっていないリラ猫です。

Twitterに存在する「この株は期待!」というその根拠は一体どこからくるものなのか、不思議でしょうがないです。

その言葉が事実なのか釣りなのかは別として、自分でそういった「期待」を抱ける状態になるのが当面の目標です。

最近流行りのキーワード

日経新聞が無料購読が行える期間であるため、その間に日経新聞を読み続けるかやめようか判断しようと思っています。

少なくとも、日経新聞をざっと見る限り、よく出てくる言葉は以下の通り。

  • 脱炭素
  • 半導体不足
  • 米国のバイデン政権による期待

脱炭素に注目

原発廃止やらコロナ対策などにより、二酸化炭素排出量削減が後回しになっている」という事前情報のみが私の中に存在します。

コロナ騒動が一段落ついたら、国が真っ先に取り組まなければならないのは「二酸化炭素排出量削減」なのでしょう。

だからこそ、今からそこに力を注いでいる企業は注目されている……のかなぁ。普段ニュース見ないからここに来て困ってます。この悪い習慣を改善する目的もあって株を始めたんですが。

(9519)レノバ

再生可能エネルギー 企業」で検索をかけたところ、真っ先に出てきたのは(9519)レノバです。

太陽光発電風力発電バイオマス発電、地熱発電など幅広くECOな発電方法を開発している会社ですね。

Twitterでもレノバの話題は「買い株だ!」とよく上がっていますため、私も存在自体は認識していました。

実際、17/02の株価の安値が275.7円に対して、今日の終値は4155円です。15倍ですね。これが長期投資の醍醐味なのでしょう。

大きな投資先の決定が期待増

急激に株価が上がったのは20/10。 安値が1118円なので、4ヶ月という短期間で4倍も上がったようです。

20/10に何があったのかを調べてみると、2020/10/26に大型バイオマス発電事業への投資を決定した発表がありました。

2020/10/29にはスローガンの変更の発表があり、大きな期待を集めたのでしょうね。

財務状況は決して良いものではない

期待が大きいレノバですが、財務状況は私が読んだ本の基準と照らし合わせるとあまり良いとは言えないようです。

売上・経常利益・純利益全てが上がっていっている状態ですが、今年度の3月・来年度の3月の経常利益・純利益の見通しは下がるようです。(売上は上がる見通し)

自己資本比率は11%で、35%を下回っています。

有利子負債は現金の10倍存在しますし、その負債は昨年と比べて今年は増えています。 大規模な投資を行なっている為、負債が増えることは仕方のないことのように思っていますが。

政府が大きく支援する分野

とはいえ、政府が大きく支援を行う分野の事業ですから、ほぼ確実に拡大していくでしょう。 そのため、大きく下がることはない企業であると思っています。

だからこそ、株価がどんどん上がっているのでしょうね。

会社のIR情報に材料がたくさんある

会社からの株主へ発信する情報をじっくり見たのは初めてでした。

あまりにも量が多くてどこから読むべきか悩みましたが、「ここってなんでこうなってるんだろう?」という疑問をチャートから得られたので深追いして調べることが出来ました。

こうやって少しずつ、勘や調べ方を学んでいけたらいいなと思います。