最新更新日時:2018/10/01
薔薇が咲き乱れる庭園の中の椅子に腰掛ける王女。 しかし、その彼女の足下にはまだ土が残っている。 この庭園はまだ未完成なのだ。
これから彼女の力により、緑がはびこり、この地を緑で埋め尽くすだろう。
一般的な意味
正位置
- 利益を重んじる母親
- 世話焼き
逆位置
- 社会的に依存する女性
- 正しい利害関係を築けない
タロットカードの絵の解説
絵から感じるストーリー
金貨を穏やかに見つめる王女
彼女は金貨の力を最大限に引き出せる、とても賢い女性なのだ。
贅沢をするわけではなく、必要なものを必要なだけ使う…… 賢くもあり倹約家でもあるのだ。 だからこそ、この王女の元には、様々な人が知恵を借りにくるのだ。
王女の座っている土地の近くに川が流れている。 つまりこの女性は、カップのクイーンと似たような性質を持っている事が分かる。
優しく愛情に溢れていて、それでいて現実をしっかりと見た上で建設的な答えを出す…… 良妻賢母とは、まさに彼女のことを表しているのだ。
足下を飛び跳ねるウサギ
彼女は政治に強く関わるのかというと、あまり関わることはない。 なぜなら、足下にウサギが跳ねているからだ。 ウサギとは子宝に恵まれることを意味している。 つまり、この王女は妻として政治に関わるよりも、母として育児に関わることを重視していることが分かるのだ。
政治は夫である王に任せて、自分は子育てに…… もとい、日常的に悩める人たちの相談役として、一般の人々に開かれた場所を提供しているのだ。
この王女のお陰で、国が向くべき方向に向き、国が発展していくことになるのだ。
象徴
- 川 = カップの象徴
- ウサギ = 子宝
タロットカードと占星術の解説
照応
- 四大元素 : 水の地
リーディングのコツ
カップのクイーンが、超優しいお母さん、であるのならば、ペンタクルのクイーンは、賢いお母さん、という感じ。
悲しいことがあったときに、ただただ慰めて欲しいのであれば、断然カップのクイーンだけども、 悲しい出来事から立ち直るために知恵が欲しい時はペンタクルのクイーンの元に行くのがいいね。
また、自分に出来ることを自分でやる、というスタンスでいるのもすごく好印象。 キャリアウーマン的要素というよりは、精神的自立を示す意味合いの方が強いと私は感じている。
夫は夫の役目。妻は妻の役目があるのだから、しっかりと棲み分けをして、主従関係なく、お互いに支え合っている……
理想の夫婦関係だね!
何かトラブルがあった時は、ペンタクルのクイーンに助けを求めると良いね。 何かしら、知恵をくれるはず。