タロットカード:大アルカナ 司祭

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最新更新日時:2018/10/01

タロットカードの絵の解説

絵から感じるストーリー

人を惹きつける魅力のある男性

司祭のカードをよく見てほしい。
他の偉い人のカードと異なる点が1つある。
「信者」「民」の姿があるのだ。
この人物は「人」に働きかけて、
今のこの地位を築いている人物なのだ。

信者が表している事

まず司祭と信者は、何を行っているのだろうか?
信者は司祭から教えを受けているのだ。
さて、この司祭にはどのような力がある人なのだろうか?
1つ目は、民が迷っていた時の道しるべとなれるだけの経験があること。
2つ目は、民を自由に動かせるだけの権力があること。
もしもの話であるが、
民は、皇帝と司祭の、どちらのいうことを聞くだろうか?
たぶん「司祭」のいうことを聞くだろう。
本来であれば、力関係が
皇帝 > 司祭
となっているから、民は皇帝のいうこと(法王のいくこと)を
聞いているだけであって、
もし司祭が皇帝を裏切ったときには、
きっと民は皇帝に対し、反乱を起こすだろうね。
この「司祭」というのは、ある意味最も力のある人物なのだ。
その証拠に、冠がタロット1の豪華さである。

女司祭と対になる法王

女司祭は青い服をまとっていた。
それに対して、司祭は赤い服をまとっている。
女司祭は「神」を中心として物事を考え説く人物に対し、
司祭は「人」を中心として物事を考え説いている。
どちらがよい、と決めるわけではないが、
やっぱり杓子定規に「神の教えだから」と人を縛る女司祭より、
各々の話を聞き、その上で進むべき道を示す司祭では、
やっぱり「好感度」は法王の方が高いだろうね。
誰だって、人の話を「聞いてもらった」という感覚が
一番満足度が高いからね。

女司祭=規則、担任の先生、とすると、
司祭=カウンセラー、保健室の先生、ってところだろうか。

このカードは、良いカード?

このカードが出たときに、良いカードか、と聞かれると、
正直回答に困るのだ。
彼の一存で国を動かせるだけの影響力があるのは事実。
ただ、現実世界で歴史や宗教について考えると、
宗教がらみで事件を起こすときは必ず「指導者」がいる。
故に、どうしても「人望が厚い」だけではなく、
「私欲のために周囲を振り回す」という意味合いも出てくる。
故に、ちょっと難しいカードなのだ。

象徴

  • 赤い服 = 情熱的
  • 大きな冠 = 大きな権力
  • 信者 = 人望の厚さ

一般的な意味

正位置

  • 人望が厚い
  • 信頼され、味方がいる
  • 正しき道に導く

逆位置

  • 私欲で権力を行使する
  • 信頼を裏切る
  • ずる賢くなる

照応

リーディングのコツ

どこで見たかは忘れたけれど、
「『ずる賢い人』ってイメージが強い」という文章を見たことがある。
うん、まぁ、私もそんなイメージだ。
書物を持っていないということは、軸になるものがない……
それか「自身」が軸であるということなんだよね。
それはそれでいいんだけど、
その時々によって発言が変わるイメージが強いんだよなぁ。
そして周りも「司祭様が仰るのならば……」と言うことを聞いちゃうんでしょ?
すっごく恐ろしい事だと感じるのだ。
自身に司祭が出たときは「私利私欲に走らないように気を付けよう」と思うし、
相手に司祭が出たときは「利用しないように気を付けよう」って思う。
悪いカードではないけど、両手を挙げて喜べるカードでないことは確かだね。

このカードが出現した相談

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