最新更新日時:2018/10/01
ひまわりに囲まれながら、明るい太陽の下で馬に乗っている子ども。 左手には赤い大きな旗。 その旗をはためかせながら、ゆっくりとゆっくりと、 前に歩を進めている。
この子どもは一体、何をしているのだろう?
私たちに向かって、何を告げているのだろう?
一般的な意味
正位置
- 明るく過ごす
- 夢が成熟する
逆位置
- 先行きの見えない不安
- 挫折
タロットカードの絵の解説
絵から感じるストーリー
白い馬と旗
「白い馬」と「旗」と聞いて、思い浮かべるカードは何だろうか?
「死神」だ。 死神も白い馬に乗り、旗をはためかせていたのだ。 死神は4人の人物を冥界へ誘っていた。
ではこの子どもは、一体どこへ誘おうというのだろうか?
やはりここは太陽らしく、 明るく、温かい、光の国だろう。
「君の瞳に涙は似合わないよ。さぁ、光の国へ行こうじゃないか!」
とピーターパンみたいなことを言っているのだろう。
赤い旗
赤という色は「情熱」を表している。 故にこの子どもが最も大切にしているものは、 「情熱・熱意」なのだろう。 光の国に行くためにはまずこの子に「情熱」を示すこと。
「やり遂げたいことがあるんだ」 「叶えたい夢があるんだ」
そんな思いをぶつけることによって、 この子は私たちの手を取ってくれるのだろう。
たくさん咲いているひまわり
ひまわりは常に太陽を追いかけて向きを変える花だ。 そのため「情熱」や「貴方だけを愛する」などの花言葉がある。
そんなひまわりが、こんなにもたくさん咲いているのだ。 つまり、情熱をもって接してくるのはもちろんのこと、 皆、あなたのことを注目しているのだ。
そんな世界に、あなたは飛び込もうとしているのだ。
象徴
- 赤い旗 = 情熱・熱意
- ひまわり = 貴方だけを愛する
タロットカードと占星術の解説
照応
- 占星術 : 太陽
リーディングのコツ
太陽のカードって、ただただ 「明るい!!!!!」 というイメージ。 けれど明るすぎるが故にどのように解釈したらよいのか分からなかった。
けれど、「白い馬」と「旗」が死神のカードとの共通点ということに気がついたら、 物凄く衝撃を受けた。
太陽と死神は対となるカードだったのだろうね。 新しい世界へと誘うという意味ではどちらも同じだけれど、 太陽は生成。死神は終焉。 このように考えたら、太陽のカードを扱いやすくなった気がする。
それにしてもどうして太陽や月に人の顔が描かれるんだろうね? やっぱり、時々によって表情が違うからなのだろうか?
そういう風に考えると、 太陽のカードが「微笑んでいる」と感じるときと、 「つまらなそう」と感じるときによって、 リーディング時の意味も変わってきそうだね。
なかなか奥深いカードだと思う。