最新更新日時:2018/10/01
大きな車輪の周りを、様々な動物が囲んでいる。 彼らは車輪を動かしている天使たちだ。
それぞれ、季節とともに力のバランスが変化し、 この大きな車輪をゆっくりと、確実に、 動かしているのだ。
この車輪に乗っている人もまた、ゆっくりと確実に、動かされているのだ。
一般的な意味
正位置
- 運気が好転する
- チャンスを掴む
逆位置
- 運気が下降する
- トラブルに遭遇する
タロットカードの絵の解説
絵から感じるストーリー
4人の天使たち
この天使たちはそれぞれに力を司っている。
- 獅子 = 炎 = ワンド
- 鷲 = 水 = カップ
- 人 = 風 = ソード
- 牛 = 土 = ペンタクル
このバランスがうまく取れていれば、車輪が回ることはないだろう。
しかし力というのは季節にも左右されるもの。 時が過ぎれば力もまた変わる。 故に、このちょっとしたバランスの崩れによって車輪は動かされているのだ。
ちなみにこの天使たちは「見習い」らしい。 だから全員「書物」を持っている。 この世の真理を理解するためには、 まだまだ勉強が必要らしい。
車輪に刻まれている模様
この車輪には、4つのアルファベットが刻まれている。
「T」「O」「R」「A」
この4文字は別のカードにて出てきた文字でもある。 女司祭の持っているトーラの書だ。 ユダヤ教の聖書を表している文字なのだ。
そしてまた別の読み方もできる。 「ROTA」と読むと「輪」という意味になる。
アルファベットの間に、ヘブライ語で文字が書かれている。 これは「神」を表すのだそうだ。
そして輪の内部のスポークには、 錬金術の4つのマークが描かれている。
「水銀」「硫黄」「水」「塩」
これらが示していることから読み取れるのは、
「神が示した真理の書の通りに、運命の輪は回り続けている」
ということだ。
残念ながら、錬金術の4つのマークが表す意味を 私はまだ知らない。 これから更に勉強して、加筆していこうと思う。
輪に乗る生き物達
3匹の動物が目につくだろう。
スフィンクス、蛇、犬頭の人。
ちなみに蛇はギリシャ神話の「テュポン」
犬頭の人はエジプト神話の「アヌビス」
を表しているらしい。
スフィンクスは剣を持って「正義」を謳っているのだろう。
テュポンは上から下へと転落していっている。 アヌビスは下から上へと上昇していっている。 盛者必衰を表している、という感じかな。
正義を謳っているスフィンクスでさえ、 あと少し、運命の輪が回れば地に転落し、 その剣をアヌビスに渡さざるを得なくなるのだ。
象徴
- T・O・R・A = 真理の書、輪
- 4人の天使達 = 運命の輪を動かすエネルギー
タロットカードと占星術の解説
照応
リーディングのコツ
勉強不足が露呈した記事だな。 ごめんなさい!!
これから勉強し直して、絶対加筆していきます。
他のサイトに載ってるような、本当に一般的なことしか書けなかった。 無念…………
しかし、リーディングについては、しっかり物にしているつもりだ。
一般的な意味にあるように、 正位置ならば「いいね!」とか、 逆位置だと「悪いね!」と、単純には思わない。
だって運命の輪は、いつだって回り続けているんだもの。
正位置だった時は、下から上へ運気が登っていくのだけれど、 更にその先は、上から下に落ちていくのだ。
いいカード、なんて気を抜いていると、 運命に踊らされることになる。 良くない。
だから私はあまり、正位置・逆位置を気にせずリーディングをしている。 「今」に注目するように、ってね。
それにしても、輪の真ん中の錬金術の記号は 何を表しているんだろう?
火・水・風・土を表してるのかなぁ、なんて思ったら、 なんか違うし……
水銀とか硫黄とか、なんだ…………
硫黄は温泉街ではよくあるから、「火」だろう。 水はそのまま「水」。 塩は、たぶん海の塩というより岩塩だろう。 だから「土」。 水銀は……水銀は…………風に繋がらない……
勉強したときに、ここをはっきりさせたいね。 ついでに4人の天使も、キリストの聖書の登場人物を表してるらしいから、 そこをしっかり明確にしたいね。