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タロットカード:大アルカナ 月

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最新更新日時:2017/04/06

タロットカードの絵の解説

絵から感じるストーリー

神秘的な月

月といえば当然であるが、夜の象徴だ。
そして月によって体が変化する話というのは良く作られる。
満月の時だけ狼に化ける、人狼
新月の時に姿を現す悪魔等……
月というもの自体はとても神秘的なものであるが、
邪悪な者を呼び覚ます鍵でもあるのが月なのだ。

犬と狼

月は人間にとっての味方か?
どちらでもない、が正解だろう。
月を見上げて吠えている動物がいる。
犬と狼だ。
犬は人間の友として昔から親しまれていた動物だ。
それに対して狼は、
家畜を襲う害獣として忌み嫌われていた。
その2匹を同時に惹きつけたのが
「月」である。
月は魅力的だ。間違いない。
しかし同時に、
良いものも悪いものも、両方惹きつけてしまうのだ。

水辺から這い上がるザリガニ

このザリガニは、何故水面から上がってきたのだろうか?
ザリガニ自体は、水の中で、ひっそりと暮らしている、
臆病な動物なのだ。
それが陸にあがり、はさみを掲げている。
恐らくこれも、月の魅力に引き寄せられてきたのだろう。
月に魅せられたザリガニは、
普段ならば勝てるはずのない、犬・狼に襲い掛かろうとしているのだ。
無謀だろうか?
そんなことはない。
だって、犬も狼も、月に夢中なのだから。
足元になど、気を配っているはずがないのだ。
このままザリガニは、犬と狼の足をはさみ、
己の糧としてしまうのだろう。

2本の大きな柱

野原と山の境界に、大きな2本の柱が立っている。
2本の柱……
女司祭や正義にも出てきた「柱」だ。
つまりそこは、何かの境界を示している。
野原と山
光と闇
この世とあの世
ザリガニがいるところから、ずっと道が続いていく。
境界を越えて、ずっとずっと続いている。
あの先に何があるのか、気になるでしょう。
だからこそ、犬や狼を襲ったあと、
ザリガニはこの道をずっと進み続けるのだろう。
あの神秘的な月に通じる道と信じて。

象徴

  • 犬 = 人間の友
  • 狼 = 人間の敵
  • 2本の柱 = 境界

一般的な意味

正位置

  • 曖昧
  • 暗闇が故の不安

逆位置

  • 明確
  • 明るみに出たことによる安心

リーディングのコツ

月のカードだから、きっと神秘的で素敵なカードなのだろう!
……と初心者の頃は思ってた。
セーラームーン世代だからね。
月と言えば、正義の味方なのだ。
しかしながら、実際には全く違って、
月の魅力により、変化してしまう生き物たちによって、
怪しく、狂気に満ちた世界を作りだしているのだ。
月があるからと言って、夜道をわざわざ歩きたいか、と言われれば、
そんなことはない。
この物騒な世の中、暗闇にどんなのが潜んでるか分かったもんじゃない。
だからこそ、月がある時……夜というのは、
唯一の光である月に見とれているのではなくて、
見つめたくない暗闇こそ、
しっかりと見つめる必要があるのだろう。

それにしても、ザリガニって、
下等な動物扱いなのね。
理由は「生臭いから」らしいけれど……
僧は水生生物を食べなかったらしい。
だからって「下等」扱いされちゃうのは可哀想ね。
月により、もっと動きやすくて堂々とできる動物に変化できたらいいね。

ワンオラクルでこの出た日の様子

coming soon…