占い相談者のカルテを作成してみました

自前でRedmineを立ち上げ、悪戦苦闘しているリラ猫です。

占いの方もそこそこ軌道に乗ってきていて、 先日、ココナラの方は実質値上げをしたような現状であるため、 ひたすら占いを行うだけでなく、 「システム化出来る所はシステム化していかなければならないな」 と感じている今日この頃です。

そこで昨日導入してみたものが、Redmineです。

占い相談者のカルテを作成

「システム化」って何するの?

喜ばしいことに、ブログをさぼっていても、妊娠によるつわりでぶっ倒れていても、 占いのご相談が絶える事なく、続けております。

で、そんな私のメインとなる占いサービスは、 「一週間の占い放題」サービスです。

8月頃までは、大体1日に1人を占うようなペースで良かったのですが、 9月から急に相談が増え始めまして…… 今では1日に4~5人を占うような毎日が続いております。

Twitterには思わずこぼしてしまったのだけれども、 占いの鑑定結果だけ書くなら1回30分程度で終わるんですが、 如何せん、私の占いでは雑談が多くてですね!!! 私もついつい熱く話し込んでしまうもんですから、 1回1~2時間とかかかっている相談もあるわけです。

それが功をなして、先日はリピーターさんが相談者5人中4人という時期がありまして。 ありがたや、ありがたや……

と思ったのも束の間。

「前回の相談では何を聞かれたっけかな?」

「もっと前に、同じ相談を受けなかったっけかな?」

「あれ、私、何か話を勘違いしているぞ!?」

という理由から、昔の相談を遡って読み直したりするわけです。 そこで困ったのが、「占い結果」なのか「雑談」なのかが、ぱっと見では分からない事…… しかも量が多すぎて、時間がいくらあっても足りない………… そんなわけで、 どの相談者様からどんな相談を受けて、どんな結果を伝えたか。 どの相談者様の所属は何で、どんな考えで、何に気を付ける必要があるのか。 などの情報を一覧化したものが必要だな、と感じたわけです。

Redmine」ってそもそも何?

エンジニアの中ではお馴染みのプロジェクト管理ツール、Redmine。 私もITエンジニアとして働いていた時は、ガッツリお世話になりました。

で、Redmineって何?という問いには、超簡単に答えると、 「タグがいっぱいついたメモ帳」 と思ってもらえればいいかもしれないですね。

厳密にはプロジェクト(集団で行う仕事)を管理するため、 1仕事に対して、1チケット(1メモ)を作成し、 そのチケットごとに「作業内容」「作業期限」「実作業時間」etc...等をメモできるようにしたもの。

で、このチケットの作業が終わったら、次は何を行わなければならないのか?を 分かりやすくタグをつけておいて、 上司とかリーダーが不在でも、ある程度メンバーだけで動けるようにしておくツール。

Redmineを使って、どう管理するの?

Redmineの中に「相談者」「雑談」「占い結果」の3つのタグを準備して、 新しい相談者様から相談を受けたら、チケットを1つ用意する。

そこで行った「雑談」や「占い結果」はこの「相談者」のチケットにリンクさせて、 「相談者」のチケットを見れば、 どんな話をしたか、どんな相談を受けたか、を一目で分かるように整理したのだ!

これで私の、ログ漁りの旅の時間を多少は短縮できる。素晴らしい。

頭の中の理論では、完璧。 確かに、占い相談者のカルテにしては、Redmineは出来ることが多すぎるのだが、 新しくシステムを作るよりは、手軽に導入できていいかな、と思い実際に試運転中です。

これで、もうすこし相談に対する返信速度を上げたり、 キャパシティーの上限を増やせたらいいなぁ。

占い相談者のカルテシステムの一番の難点

システムの難点ではないのだけれど…… 如何せん、私、3日坊主どころか、1日坊主な人間なんですよ。 相談者様にはありがたいことに「真面目な人!!」という印象を持っていただいているようですが、 外面だけです(笑)

エンジニアなんて、可能な限り手抜きをするために今頑張る、という精神の人が多いですからね。 漏れなく私も、可能な限り手抜きをするために今頑張る、という人間です。 実際に相談内容をいちいちチケットにメモをするか……という……問題が…………

いや、立ち上げたからには、頑張りますよ……!! 時間短縮、ってだけで、私は胸がときめきますから!!! 頑張りますよ!!!

「システム化」の今後の展望

家族に「占いにかかる時間を減らしたい」とこぼした所、 「占い結果を自動で出力するようにしたら?」という返事が返ってきた。

……占い師をなめるんじゃないぞーーー!! そんな簡単なもんじゃないぞーーー!!

いや、我が家族もエンジニア一家ですからね。 エンジニアならば一度は考える「入力に対する結果の自動出力」 私も一度は考えました。

無料アプリで、ワンオラクルぐらいなら自動出力占いアプリが作れるかなー、って思いました。 旦那に「iPhoneアプリで作って。Androidは私が作る」と言うぐらいには、 実現したい私です。

けれど、ご存知の通り、 私はカードを一度に10枚近く扱うので…… 私の占いの自動化は、無理っすね!!!

ITはどんなに進化したとしても、「人間の思考力」には敵わないと思ってます。 なので、結果の自動出力は諦めているわけでございます。

けれど、カードを切ったり並べたりするのぐらいは、 自動化してもいいのかなぁ、と思っている私です。 「カードに魔力が~」という主義の占い師さんならばタブーですが、 如何せん私は、タロットカードの結果を「所詮乱数だから」と言っている占い師ですからね。 そこは、元エンジニアの占い師らしく、効率を重視してもいいのかなぁ、と考えてます。

……すっごく怒られそうな気はしていますが(笑)

けれど、これが実現すれば、 基、並べる枚数のカスタマイズが可能なiPhoneアプリが作れれば、 夜にまとめて占う必要がなくなるわけです。 電車の中でも、車の中でも、猫をあやしながらでも、子どもを寝かしつけながらでも、 占えるわけじゃないですか。 もっとレスポンスが早くなるわけです。

Webアプリとして、作ろうかなー。 それとも旦那が頑張ってくれないかなぁ(笑) 出産に向けて、時間の効率を重視したい今日この頃です。