最新更新日時:2018/10/01
地球儀を片手に海の向こうを見つめる青年。 この青年は何を考えているのだろうか?
実はこの土地はすべて青年のものなのだ。
これだけの物を手に入れている人物が抱える悩みとは、 一体何なのだろうか?
一般的な意味
正位置
- 富、名声を手に入れる
- 未来に対する不安を覚える
逆位置
- 願った物が手に入らない
- 不安に対し対処が行えない
タロットカードの絵の解説
絵から感じるストーリー
領主が抱える悩み
彼はとても苦労をして、この土地を手に入れた。
しかし、彼のゴールは「土地を手に入れること」ではない。 むしろそれは、スタートなのだ。
彼はこの土地の領主となる。 必然的に、民との関係に対する不安が出てくる。 こんなにも若いのにも関わらず、 人々を治めなくてはならないのだ。
それに対する不安を、海を見つめて、ぐっと抑えているのだろう。
夢と現実
普通であれば、土地を手に入れた時点で、大きく喜んでいいはずなのだ。 しかし彼は喜ばない。
彼は常に、一歩先の未来のことを考え、 それに対して対策を練るのだ。 夢と現実のバランスが取れている証拠である。
彼が慎重であり続ける限り、 この土地は繁栄し続けるだろう。
象徴
- 地球儀 = 領土全体を見渡す
- 2本の棒 = 門
タロットカードと占星術の解説
照応
リーディングのコツ
私の持論だけどね。 この土地って、ワンドのエースで蘇った土地なんじゃないかと思うんだよね。
だから、とても豊かではあるけれど、 人もそこそこいるけれど、 きっとそこは無法地帯。
緑豊かで、食料があるだけで、生きているだけで、 全く統治されていない所だと思うのだ。
彼はようやく土地を手に入れたけど、 そんな無法地帯の民を、どうやって纏めていこうか、 物凄く悩むはずだよね。
けれど、夢を実現できるだけの力がある彼ならば、 きっと成し遂げられると思うのだ。
希望もあるけど、不安もある。 そんな人間味溢れるカードだなと思う。