最新更新日時:2018/10/01
ワンドの2ととても似ているカードが、ワンドの3。 決定的に違うのは、黄金色に輝く空と海だろう。
彼はこの海を渡り、新世界へ向かおうとしているのだ。
その長旅の出発地点が、ワンドが3本立っている、この場所なのだ。
一般的な意味
正位置
- 出発
- 自信を得る
逆位置
- 夢の中断
- 自信過剰
タロットカードの絵の解説
絵から感じるストーリー
人としての成長
よく「旅をすると人生観が変わる」という話を聞くだろう。 旅というものには、それだけ「成長」という要素があるのだ。
彼はまだ旅こそ始めていないが、 これから人として成長をするために、その第一歩を踏み出すのだ。
実はこの第一歩こそが最も難しい。 その難しい第一歩を、3本のワンドに支えられて、踏み出そうとしているのだ。
黄金の空
空が黄金色に輝いている。 つまり、天からの祝福を受けているということだ。
彼はこの旅で大きく成長する。 そして世界に大きな影響を与える人物となる。
人として成長し、世界を成長させた後、 彼はまたこの地に戻ってくるのだろう。
また新たな出発をするために。
象徴
- 黄金の海 = 天からの祝福
- 赤い服 = 情熱
タロットカードと占星術の解説
照応
リーディングのコツ
実は「3」という数字の扱いになれていない。
数秘術の知識も必要になってくるのだろうが、 如何せん、この絵から、希望のある出発以外に読み取れないのだのなぁ。
ちなみに他の解釈として、「この男性は貿易商で成功を収め、大金を手にし、 海の上にある船は貿易船である。 その貿易船を見守っている所だ」 という解釈もあるらしい。
正直、ワンドというより、ペンタクルっぽい解釈だなぁ、と感じている。
もちろん、貿易だって情熱がなきゃ出来ないことだけど、 貿易よりかは、旅立つ方が、ワンドっぽいと思うのだ。
それにしても、ワンドは門として扱われるカードが多いね。