いつの間にか2歳半となったトキちゃんの母、リラ猫です。
いろんな言葉をしゃべるようになりましたし、いろんな主張が増えてきた我が子を見ていると、やはり将来が不安になるのが親心。
とはいえ、心配だからと手を焼いていては本人のためにならないので、基本的にはあくまでも「同居人」として距離を保って接している私です。
そんなトキちゃんの母とそんな母を支えている夫の本日のやり取りのお話。
いつかは触れることになるSNSの偏った考え
よくいるじゃないですか。俗に言う「フェミニスト」。
女性の社会進出を妨げているとも言われる「フェミニスト」ですが、Twitterでは「私が気に入らないものはすべて悪」みたいな謎ルールを強いてくる輩に対する対処法って、どうやって教えたらいいんでしょね。
こういった輩が与える影響って、自尊心の低下です。「自分には価値がない」「自分は声をあげてはいけない」みたいな思考になってしまいます。
おそらく、トキちゃんが初めてスマホを持つのは小学生でしょう。そんな小学生がいきなりこんな変な大人の偏った思考に触れてしまうと、悪影響を受けかねません。
親としてネットリテラシーをしっかりと叩き込みたいとは思うものの、とはいえ学ぶためには危険な場に身を投じて実際に経験をしなければ対処法も学べないのも事実……
ということは、身を投じても考えられる力をトキちゃんに身に着けさせなければならないのだろうな、と結論にたどり着いています。
批判的思考を身に着けさせたい
批判的思考を身に着けさせたい。
「本当に?」とか「何故そう思うのかな?」とかを考えられるようになってほしいと強く考えています。
例えば「女は男の三歩後ろを歩け!」という言葉を聞いた時、「女性を差別している!」「女性は男性よりも前を歩いてはいけないのか!」と思う方もいるでしょう。
まぁ、そう思ってもいいんですが、私自身はこの言葉の真意は「男が女性を守るためには女性よりも前にいなければならないから」と聞いていました。 つまり、差別のための言葉ではないと聞いています。
この言葉自体は、差別だろうがそうでなかろうがどちらでもいいんですが、 こういった言葉を聞いた時に「どんな意図があったんだろう?」「どんな捉え方のパターンがあるだろう?」というような、一歩引いた目線で多角的に物事を見てほしいと考えています。
そのためには「どんな考え方があるかな?」という問いかけを頻繁に行っていくしかないのでしょうな。
危険の予測をできるようになってほしい
会社への出勤は自転車なんですが、小学生の通学の時間帯と重なります。 そうすると、横に広がって歩く子どもたちに「左(車道と反対側)に寄りなさい!」と注意することが頻繁にあります。
まぁ、上記の話は小学生なので危険の予測を自分で行うことは難しいのは十分承知しているんですが、 このような事象は小学生に限らず中学生・高校生・なんならいい年した社会人のおっさんおばさんにまで注意することがある日々です。
で。
これって「子どもだから」とか関係なく、危険を予測する練習を行っていないと大人になっても出来ないのでは?と予想しています。
前の項目でも述べましたが、一歩引いた目線で多角的に物事を見る力がついていると、危険を予測することも可能になるのではないかと思っています。
「この道は誰が通る可能性があるかな?」というのも大事ですし、「自転車からは自分は見えやすい状況かな?」などを考えられるようになってほしいですね。
こういうことが考えられるようになったら、無点灯自転車はなくなるのではなかろうか。
一人ひとりが頭を使うことで皆が生きやすい世の中になるね
子どもを育てるためには周りの・世の中の大人がしっかりしていてほしいですが、しっかりしているとは言い難いこのご時世(自分も含めて)。
何が「正しい」とか「悪い」とか、そういった白黒思考を植え付けるのではなく、
自分の頭で考えた上で、軸を持った考え方ができるように育てたいと強く思います。
自分の身を守れるのは自分だけですからね。
それを徹底していくことで、助け合いができる環境が出来上がって行くんだと思っています。
さて、明日も子育てです。頑張ろう。